第7章 · 終盤

石抜き:隅の隣の空きマスをふさぐ準備

隅と隣のCマスが空いているとき、Cマスに入る相手の足がかりを別の列で返して1つずつ抜き、隅を取っても相手がCマスに入れないようにする(スウィンドル)手筋です。

スウィンドルは、隅と隣のCマスの2マスが空いているとき、自分が隅を取っても相手がCマスに入れない状況です。相手の石がXマスにあれば、自分は斜めに隅を取れます。しかしCマスからXマスの方向へ続く列に相手の石(足がかり)があると、隅を取った瞬間に相手がその列をはさんでCマスに入ってきます。石抜きは、この足がかりを先に抜いてスウィンドルを作る手です。

足がかりはその列に沿ってではなく、斜めなど別の列で返して、列から1つずつ抜きます。列に相手の石が残らなければ、隅を取ってXマスまで返したとき列がすべて自分の石になり、相手はCマスに打てません。足がかりが2つ以上あると、1つ抜いても次の石が新しい足がかりになるので、順序を決めてすべて抜く必要があります。抜く手が別の列に新しい足がかりを作らないかも確かめましょう。

黒の番です。A8・B8の2マスがペアで残っていて、XマスB7には白石があります。いまA8を取るとB7は黒に変わりますが、白がB8に打ってB列のB7・B6をはさんで入ってきます。B列の白石B5が白の足がかりです。▶で打ってみましょう(黒A8 → 白B8)。
同じ局面で黒F1は斜めのE2・D3・C4・B5を返し、B列から足がかりB5を1つ抜きます。白はF2にしか打てず、黒がA8を取るとB列がすべて黒石になり、白はB8に入れません(スウィンドル)。▶で打ってみましょう(黒F1 → 白F2 → 黒A8)。
黒の番です。いまH8を取ると白がG8に打ってG7を返し直すので、G列の足がかりG5・G6を両方抜く必要があります。黒はC1で斜めのG5を、白のパスの後A6で6行のG6を抜き、2手は順序を入れ替えても構いません。白がどこに打っても、黒がH8を取るとG列がすべて黒石なので白はG8に入れません。▶で打ってみましょう(黒C1 → 白パス → 黒A6 → 白B3 → 黒H8)。

練習問題

黒の番です。いまA1を取ると、白が隣のCマスB1に入れます。白の足がかりを抜いて、A1を取ったとき白がB1に打てないようにする手を探しましょう。

練習問題

白の番です。いまH1を取ると、黒が隣のCマスG1に入れます。黒の足がかりを抜いて、H1を取ったとき黒がG1に打てないようにする手を探しましょう。

練習問題

白の番です。いまH8を取ると、黒が隣のCマスH7に入れます。黒の足がかりを抜いて、H8を取ったとき黒がH7に打てないようにする手を探しましょう。

練習問題

白の番です。いまH1を取ると、黒が隣のCマスG1に入れます。G列の黒の足がかりを2手に分けてすべて抜いてみましょう。

練習問題

白の番です。いまH1を取ると、黒が隣のCマスH2に入れます。黒の足がかりを2手に分けてすべて抜いてみましょう。

Copyright © Othelloclub All rights reserved.