オセロ以前のリバーシ
石を挟んで返すゲームは現代のオセロより前からありました。1870年にジョン・モレット(John W. Mollett)の「The Game of Annexation」が登場し、1880年代のイギリスでモレットとルイス・ウォーターマン(Lewis Waterman)のリバーシ(Reversi)が発展しました。
初期のリバーシと今日のオセロは見た目は似ていても、初期配置やパスのルールなどが違っていました。そのため、二つのゲームの歴史とルールをそのまま同じものとは見なしません。
長谷川五郎と現代のオセロ
長谷川五郎の回想によると、五郎は1945年9月、日本の水戸で学生時代にオセロの原型を思いつきました。その後1960年代に牛乳瓶のふたで石を作って家族や知人に紹介し、ルールと用具を磨いていきました。
1973年、発売と普及
今日のオセロは、1973年4月に日本の玩具会社ツクダオリジナルから商品として発売され、広く普及し始めました。この年は発売と普及の大切な節目であり、先に紹介した原型を考えた時期とは区別します。
名前は『オセロ』から
名付けたのは、五郎の父で英文学者の長谷川四郎です。シェイクスピアの悲劇『オセロ(Othello)』から名前を取り、作中のオセロとデズデモーナを黒石と白石になぞらえた名前です。
世界へ広がる
1977年に東京で第1回世界オセロ選手権大会(WOC)が開かれ、最初の世界チャンピオンは日本の井上博でした。その後、大会と協会は多くの国へ広がりました。歴代大会の記録はOthelloclubのWOCヒストリーで見られます。