孤立したCマスを二つの足がかりで狙う
ジャンプトラップは相手の孤立したCマスを狙う手筋です。同じ辺に空きマスを一つ挟んだ二か所を確保し、足がかりにします。すると相手がその間に入っても、辺をそのままにしても、Cマスの隣に付けて隅を狙う手が残ります。ただし、一マス空けただけですぐにジャンプトラップになるわけではありません。
下の46手目の局面は白の番で、黒G1はF1・H1が空いた孤立したCマスです。白はすでにE1を持っているので、C1に打つとD1の一マスを挟んだ二つの足がかりができます。この足がかりで、白はF1に付けることも、黒がF1に入ればH1を取ることもできます。ほかの三つの隅はすでに埋まっていて反対側の隅を新たに渡す交換はなく、下の三つの進行とも白はH1を取った後も勝勢を保ちます。
1. 相手が辺の外に打ったら
2. 相手が二つの足がかりの間に入ったら
3. 相手が先にCマスの隣に入ったら
練習問題
白の番です。黒B1は孤立したCマスです。すでにあるD1の白石と空きマスを一つ挟んだ二つ目の足がかりを作り、A1の隅を狙うジャンプトラップを完成させる場所はどこでしょう?
形だけでなく順序も確かめよう
二つの足がかりのどちらを先に打つかは、周りの石の色と相手の合法手によって変わります。先に打った足がかりを相手が返して安全に辺へ入れるなら、トラップは成り立たないことがあります。二通りの順序と相手の応手をすべて調べたうえで、最後にCマスの隣に付けられるかと隅に打てるかを確かめましょう。孤立したCマスの形があっても、辺に打つべき手が合法手でなければ同じ方法では攻められません。